出会い系に登録すると、年齢確認のために身分証を求められます。
しかし、出会い系ってどうしても胡散臭いイメージがありますよね。
個人情報を悪用しているんじゃないか? と疑問に思う方も少なくないはずです。
そこで、今回は出会い系で年齢確認をする理由と安全性について解説します。
目次
出会い系で年齢確認をする理由
年齢確認が必須の理由としては、出会い系サイト規制法という法律が存在するためです。この法律を守らずに出会い系のサービスを運営することは出来ません。
この法律は簡単に言うと、「出会い系を利用する人は18歳以上と確認しないとダメ!」という内容です。
出会い系サイトなどで発生するトラブルから18歳以下の児童を守ろうという意図でこの法律が施工されました。
そもそも、18歳未満との淫行は関係なく合意があっても淫行条例違反になるんです。出会い系サイト規制法とは関係なく罰則の対象になります。
しかし、法制度が整備されるまでは出会い系を利用し児童買春が横行してしまいました。
出会い系で年齢確認が義務付けられた背景
出会い系が世にでた1990年代後半〜2003年にかけて、出会い系を悪用した児童買春が横行しました。
その結果、人が集まりお金が動くと目をつけた大人達が年齢確認不要の出会い系を世に出しました。
そして、未成年とリスクなくヤれると勘違いした多くの男性はこういった出会い系に群がりました。(実際はそんなことありません。)
上記の通り、未成年との淫行は違法のため、万が一バレてしまうと100%男が負けます。
その弱みを利用して、美人局や脅迫などのトラブルもかなり、多かったと言われています。
そんな状況であるにもかかわらず、女子高生も手軽にお小遣い稼ぎが出来ると気付き需要と供給がマッチしてしまいました。
どんどんエスカレートしていき、児童買春斡旋業者などが出てきて社会問題になった結果、出会い系サイト規制法という法律が作成されたわけです。
年齢確認がない出会い系は違法
上記の通り、出会いのサービスを運営するにあたって「年齢確認をすることは法律で定められています」
つまり、年齢確認不要の出会い系は違法なんです。
国に届け出を出せない後ろめたいことをしている動かぬ証拠。
出会い系を利用するにあたって年齢確認が面倒だから、ないものを選ぶのは最悪です。
出会いを求めて活動してしまうと、うっかり18歳未満と出会ってしまうリスクもありますし、誘導業者や連絡先収集業者ばかりで出会えないだけでなく、損をします。
年齢確認がある出会い系は100%安全なのか
賛否両論あるかと思いますが年齢確認があっても悪質な出会い系のケースもあります。
運営会社や会員数口コミなどから総合的に判断する必要があると言えるでしょう。
特に、運営会社の住所やサイト等を確認して、会社所在地が架空だったりする場合にはかなり怪しいといえます。
また、会員数が100万人にも満たない出会い系は運営歴も短く信用できない出会い系です。
出会いのチャンスが少ないだけでなく、詐欺出会い系の場合があるので、使う価値はありません。
年齢確認をしないで出会い系を使う方法はあるのか?
一般的な年齢確認の方法として、下記が例に挙げられます。
- クレジットカード
- 生年月日のわかる書類をデータ等で送付する
とはいえ、出来ることなら個人情報を渡したくない!
と思う方もいるかもしれませんが、年齢確認ナシで使う方法はあるのか調べて見ました。
結論としては、不可能でした。
大体の場合、年齢確認をしないと機能を制限されます。
特に、メッセージの送受信など一番必要な機能が使えなくなってしまうので年齢確認を済ませたほうが良いですね。
しかも実は、出会い系の利用似あたって個人情報を出会い系の運営に渡す必要はないんです。
年齢確認の際に、個人情報を送る必要はない
年齢確認の際に必要な情報はこの3つです。
- 生年月日
- 証明書の名称
- 証明書の発行元
これさえわかれば、名前・住所・顔写真等を送る必要がないんです。
上記の情報だけでは、個人情報として悪用のしようが無いですよね。
この情報から、個人を特定するのは無理ですからね。
なので、年齢確認の際に必要な情報のみ年齢確認時に送るようにすれば問題ないです。
その上、年齢確認が完了すればその書類やデータは破棄されるので安心です。
クレジットカードで年齢確認をした場合は?
クレジットカードであれば、18歳以下は作成できないためカード決済をすれば年齢確認が出来ます。
他人がなりすますことがほぼ不可能なクレジットカードは信用が高く、24時間審査対応してくれたり、初回購入ポイントが割増になるなどクレジットカードでの年齢確認はメリットが多いです。
クレジットカードで年齢確認をするのは安全?悪用されないの?
クレジットカードの情報が出会い系に渡ってしまうのは危険なのでは?と心配な方もいるはずです。
データの流失やクレジットカードの悪用などが心配になる気持ちもわかります。
しかし、クレジット決済の際には決済業者がデータを管理しています。
つまり、出会い系の運営がクレジットカードの情報を手にすること出来ないんです。
クレジットカードの個人情報は、信用を売っているため厳重に管理されています。
なので、ほぼ確実に安全であるといえるでしょう。
一つ例外があるとすれば、そもそも出会い系サイト自体が悪質なものでフィッシング詐欺などを目的にした悪質な出会い系であった場合です。
フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、偽の電子メールから偽のホームページに接続させたりするなどの方法で、クレジットカード番号、アカウント情報(ユーザID、パスワードなど)といった重要な個人情報を盗み出す行為のことを言います。
フィッシング詐欺に注意
課金をする際に、入力する内容をそのまま悪用することを目的に作られているか見分ける方法としては下記の2点です。
- SSL化されているか
- 「インターネット異性紹介事業」の受理番号を公開しているか
SSL化とは、重要な情報をやり取りするページに使用される暗号化通信のことです。
「インターネット異性紹介事業」の受理番号は公安局が発行しています。
つまり、インターネットで出会いのサービスを提供していると国に届け出を出して、国の認可を受けているということになります。
これらの要素を満たさない出会い系はどんな方法で年齢確認をしようとも、そもそも信頼できない出会い系なのでどれほど魅力を感じても使う価値がないです。
出会い系をクレジットカード決済すると、明細からバレる?
家族や同居人がいる場合、不安なのは「カードの明細に出会い系の利用がバレないか?」ですよね。
ですが、大半の出会い系は配慮されているので、明細に出会い系の名前が記載されることはありません。
例えば、Jメールの場合、ONEDREAM・ODAPLなどの名前で請求されます。
問い合わせをすると回答してもらえるので、心配な方は問い合わせてみてはいかがでしょうか?
まとめ|出会い系に年齢確認は必須
出会い系の年齢確認について解説してきました。
年齢確認は法律上必須なことであり、むしろ年齢確認を行っていない出会い系が違法なんです。
本気で出会いたいと考えている方は、年齢確認がある出会い系を必ず選ぶようにしましょう。
「個人情報を送るのが嫌だ」と思う方もいるかも知れませんが、本名・住所・電話番号などを送付する必要はありません。
生年月日・発行元がわかれば問題ないので個人を特定出来る情報を出会い系運営に送る必要はないんです。
クレジットカードで年齢確認をしたとしても、決済会社を中継して処理を行うので出会い系にカード番号等が渡らないので安心です。
せっかく出会える出会い系に登録したとしても、年齢確認をしないとメッセージの送信等が出来ないので出会いに結びつけられません。
是非年齢確認を済ませて出会いへの一歩を踏み出してみてくださいね!