「勝手に中に出された!」
「気がついたらゴムが破けてた!」
「酔ったノリでOKしたけど冷静になったらマズイ」
なんの計画性も無く妊娠するのはイヤですよね。もちろん、望んだ妊娠であれば良いですが、そうでないなら不幸になる未来が待っています。
そんな最悪の事態を避けるためにも、中出しされてしまっても妊娠をしない方法を解説します。
目次
勢いで生むと絶対に考えてほしくない理由
まず、妊娠して生むと決める前にそもそも計画性や現実味があるのか考えましょう。
生むだけで、入院やら病院やらで「300万円」かかります。そして、幼稚園から高校卒業までかかるお金は約500万円です。この間10年以上あるわけですから、それ以外にも様々な雑費がかかるでしょう。更に大学に進学すれば1000万円はかかります。
トータル1000万円近くかかる想定で、今のあなたが生活を出来ますか?
参考:文部科学省 平成24年度「子供の学習費調査」の結果について
もしも、中出しされることに恐怖や危機感を持っていないのであれば今一度冷静になりましょう。一発で1000万円ドンですよ。今後を見据えた付き合いなのであればパートナーと真面目な相談も必要です。
デキ婚する人らは1000万円を払うために腹をくくったのか、そもそもなんの計画性も無く生むと決めたのかどちらかはわかりませんが、彼らは一発で1000万円ふっ飛ばしているわけですね。
膣内で射精されたときの妊娠の確立は?
25~30歳前後で、25~30%の確立で妊娠すると言われています。
かなり確立高くないですか?ソシャゲのガチャならレアリティの低いキャラが出るくらいの確率です。10回もやったら、1回は当たってしまいそうです。
精子を掻き出せば良いと考える方もいるかもしれません。しかし、精子が子宮に届くまでに要する時間は数秒と言われています。つまり、一度中に出されてしまったら、そのあとの対策法は限られてくるということです。
もちろん、体調や卵子や精子の状況等に左右される部分はあります。ですが、妊娠する可能性かなり高いと考えて下さい。
【本題】中に出された!妊娠を回避するための対策法
コーラで洗うとか、ワケワカラン対策法もたくさん出回りましたが正しい方法は下記の5つです。
アフターピルを使用する
<#なんでないのVoice>アフターピルという選択肢はありますが、簡単に手に入るものではないし、副作用も強いし…。ドラッグストアで働いていますが、コンドーム以外の避妊具の取り扱いがなく、女性が自分の身を守るためには、婦人科の受診が必須になる現状
— #なんでないの アフターピル署名活動中! (@nandenaino_) 2019年11月11日
最近では、必ずしもネガティブなイメージがなくなってきたアフターピル。産婦人科でアフターピルを処方してもらう場合には、身分を証明する必要はないので何も恥ずかしい思いをする必要はありません。
ですが、アフターピルのネックなところは72時間以内に使用しないと効果がない上に、副作用が重めなので安易な服用や常用は避けるべきでしょう。
産婦人科で購入すると高価なのもネックです。緊急時に使う際に持ち合わせがなく買えない!というのを避けるためにはネットで予め購入しておくのも備えとしてはオススメです。
もちろん必ず、副作用やリスクを加味した上で、服用する様にしましょう。また、アフターピルを使用しない方法も紹介します。
低用量ピルを使用する
避妊具を使用しない避妊法の1つとして、低用量ピルの使用がありますね。
低用量ピルにはホルモンの働きを調整して、脳に妊娠していると誤認させることで卵子を新たに作るのをストップさせる効果があります。
卵子が存在しなければ妊娠するのは不可能ですよね。ただし、注意が必要なのは100%防ぐことができる訳ではないです。
デメリットは、薬局で手に入れるのが難しい点。産婦人科か個人輸入でしか手に入れられません。
男性が購入するのもNGです。女性本人が購入する必要があるので、産婦人科で購入するかネットで購入するかは自分で判断する必要があります。
「産婦人科に行くのはちょっと・・・」という方は、ネットを。「対面で対応して欲しい」という方は産婦人科をオススメします。
ネットでピルを購入するなら、ネット総合病院で購入可能なアイピルが安価(¥2,000程度)でオススメです。
➠アイピル(アフターピル)
アイピルについて詳しく知りたい方はコチラを参考にしてください。
➠アイピルに副作用はある!?避妊効果を高める方法と失敗しない飲み方
避妊リングを装着する
ピルが副作用で合わない方は避妊リングを検討してもいいでしょう。
子宮の内部に装着するタイプの避妊具で、安全に避妊ができます。
避妊が出来る理由は2つ。
- 宮に精子が侵入するのを防ぐ
- 子宮内の膜に作用し着床を防ぐ
IUSやIUDという名称の器具が有名です。
デメリットとしては装着が面倒なことですね。自分でサッと装着することは出来ないので・・・。
手術をする
卵子を運搬する卵管を切断するか塞ぐことで妊娠しない様にする方法です。
保険適用外のため、費用が30万程度と高額ですが妊娠する可能性をグッと下げることが出来ます。それでも、0%という訳ではなく10年以内に妊娠する可能性が2%程度あるそうです。
精子を薄くする
確実性は全くありませんが、精子が薄くなると妊娠の確立が多少下がります。1発目よりも2発目の方が精子が薄くなります。一発ヌいてから挿入すれば中出しによる妊娠の確立が少しだけ下がります。
全く信頼出来る手法ではありませんが、緊急回避の手法の1つとして考えておいても良いかもしれません。
膣内射精されないための対策法や適切な避妊方法
最も大切なこととしては、中に出させないことです。
膣内で射精させないための対策法としては下記の通り。
- 当たり前だけど避妊具はつける
- 一応外に出す
- 安全日を把握する
- 避妊手術で卵子や精子の通り道を塞ぐ
- 男性にパイプカットしてもらう
それぞれ詳しく解説します。
当たり前だけど避妊具はつける
結局一番手軽な避妊の方法はコンドームをつけることです。避妊の確立は100%ではありませんが、手軽でかつ妊娠率が下がります。
別の避妊具と掛け合わせたり、安全日にゴムをつける等の方法でかなり避妊効果が上がるはずです。
一応外に出す
先走りにも精子が存在しているので、ほぼ効果が見込めない方法ではあります。
ですが、確立を下げるという意味では中に出すよりは外に出す方が良いでしょう。あくまでも確立を下げるための方法であり、効果的でかつ適切な方法ではないとおぼえておいて下さい。
安全日を把握する
オギノ式の計算方法で排卵日を計算し、妊娠しやすい日とそうでない日を把握することで、万が一中に出されても確立が低い日にぶつけることも出来ます。
ただ、生理や排卵の周期はブレがあるので「必ず安全」という保証はありません。あくまでも目安として覚えておき、活用するのが適切です。
避妊手術で卵子や精子の通り道を塞ぐ
避妊リングやペッサリー等で子宮に精子がはいってこない様に手術する方法もあります。具体的な方法としては2種類ありますが、どちらも卵管から卵子が出てこない様にする方法です。
メリットとしては無限に中出しが出来る点。最大のデメリットは、一度やってしまったら二度と戻すことは出来ない点です。
それ以外にも人体の本来の機能を無くすので、ホルモンバランスが乱れて更年期のような症状が出たり、合併症が出ることがあります。
決してリスクがないことではないので、きっちり検討する様にしましょう。
男性にパイプカットしてもらう
パイプカットという手術は、精管をしばることにより睾丸から精子が精液の中に送り出されるのを防ぐ男性が受ける避妊手術です。
睾丸から男性ホルモンは今まで通り出ますので決して女性になってしまう事はありません。
引用:吉沢クリニック
去勢ではなく、パイプカットです。ペニスがなくなったり射精が出来なくなる訳ではありません。精子を運ぶ精管の機能を無くし妊娠させる機能を無くします。
パイプカットをした男性の精液を中に出されたとしても、妊娠することはなくなります。ただし、一度パイプカットをしてしまうと精子を出す機能を復活させられる保証はありません。
二度と子供を作れなくなってもいいという覚悟の上で検討をしましょう。
生でセックスすると妊娠するのか?
中で出さなければ妊娠しないんじゃない?と思う方もいらっしゃるかと思います。
ですが、それは間違いです。
というのも、確かに精液にしか精子が含まれていなければ、中で出さなければ妊娠しないでしょう。
しかし、元気な精子が先走り(カウパー)に混じって出てきてしまうことがあります。そうなると、精液を膣内に出されなくとも精子が中にはいってしまうことがあります。
そのため、生でセックスをしてしまうと妊娠することがあるというわけです。妊娠を避けたいと考えているならコンドーム等の避妊をすることが重要です。
まとめ
中出しされてた際に、妊娠をしない方法を紹介してきました。
正直一度出されてしまうと中々簡単に出来る対策方法ばかりではありません。また、ピル等で対策をすることもできますが、副作等もあるのであまりオススメ出来ない方法かと思います。
ですが、ここぞで知っていると知っていないで対応に大きな差が生まれるので、正しい知識を身に着けて下さいね!
また、結局は生でセックスするのを避けるのがベストな選択です。コンドームをつける、生理周期を把握するというところから学ぶようにしましょう!
ゴムを付けていても破れていた!そんな時のための備えとしてアフターピルを持っておくのも良いかもしれませんね!