セックス中に、盛り上がる瞬間の一つとして、潮吹きがあります。
男性は、女性の潮吹きを見ることで、興奮すると同時に「気持ちよくなってくれたんだな」と嬉しさを感じます。
女性は、潮吹きをすることで、「恥ずかしい」と思いながらも、快感のピークに達することができます。
さて、ここからは、セックスを盛り上げる潮吹きのメカニズムや方法を詳しく説明します。
目次
潮吹きのメカニズム
潮吹きはおしっこ?
女性の中には、潮吹きをしたときに、「おしっこを漏らしてしまったのでは・・・」と罪悪感をもつ人も多いのではないでしょうか。
結論を言うと、潮吹きとおしっこは別物です。
おしっこは、体内の老廃物を排出するためのものなので、若干色がついており、臭いがします。
一方、潮吹きはオーガズムに達する直前に出されるものです。透明で臭いもありません。
女性は、膣の奥の方をたくさん刺激されると、おしっこが出そうな感じがしますが、それは潮吹きしそうな前兆です。安心してください。
潮の正体はスキーン腺液
潮は、スキーン腺を刺激した際に出される、スキーン腺液だと言われています。スキーン腺は、膣の上壁に位置していますので、そこを触られると、潮が出てしまうのです。
潮を吹かせる方法【準備編】
リラックスさせる
女性は、興奮の絶頂を迎えるときに、潮吹きをします。興奮とリラックスって逆の意味では?と思うかもしれませんが、セックスにおいてはそうではありません。まず、リラックスしていなければ、愛撫を気持ちいいと感じることができません。リラックスしてもらうためには、相手と手を繋ぎながら会話をする、マッサージをし合うなどして、ゆったりとコミュニケーションをとることがおすすめです。相手に信頼感や安心感を与えることが大切です。
汚れてもいい状態にしておく
女性がたくさん潮吹きしているエッチな姿をみたい。でも、実際の問題として正直シーツが汚れてしまうのが気になる・・・という方も中にはいるでしょう。しかし、せっかくいい雰囲気になっているところに、「タオル敷いていい?」というのは気まずいと思います。そこでおすすめなのは、あらかじめシーツの下に防水パッドを敷いておくことです。「おねしょ、シーツ」などと検索すると色々な商品がでてきます。潮吹きのためには事前準備もしっかりおこないましょう。
気持ちの良いスポットを見つける
潮吹きをさせるためには、相手の気分を最高潮に高める必要があります。ですので、相手の気持ちの良いスポットを見つけることが最も大切な潮吹きの準備となります。
ポイントを3つほど説明します。
キスの愛撫
まず、気分を盛り上げる際にキスは必須ですよね。
キスは、口の中を愛撫する行為です。舌の先、舌の裏、舌全体、歯茎の裏、歯茎の表面など、多くの感覚があります。
どこを舐めたときに、よい反応があるのかをしっかり覚えておきましょう。気持ちの良いキスが潮吹きの決め手になるといっても過言ではありません。
身体への愛撫
次に、身体への愛撫です。
服を脱がせると真っ先に目がいってしまいやすいのが、胸だと思います。舌や指で転がす、舐める、唇をすぼめる、噛む・・・など様々な愛撫の仕方がありますね。
それらを駆使しながら、やはり相手の反応を見ることが大切です。
気持ちの良い場所は、まったく人によって違います。
反応を楽しみながら、身体を愛撫していきましょう。そして、ここでも反応が特によかった場所を覚えておいてください。
性器への愛撫
最後に、性器への愛撫です。
キスと身体全体への愛撫を丁寧にすれば、ここで濡れているはずです。最後のステップなので、心して取りかかかりましょう。
例えば、「クリトリスを触る」こと1つにしても、クリトリスには先端や中の方、全体などの場所があります。
また、舌の先端や舌の全体で舐める、唇をすぼめる、噛む、爪ではじく、指の腹で転がす、など方法もたくさんあります。
自分が好きな方法で触るのではなく、相手が一番気持ちの良い触り方で触ってあげることが大切です。
潮吹きさせるテクニック【本番編】
準備編で様々な愛撫を通して見つけた「気持ちの良いスポット」が、ここで本領を発揮することになります。
最初に言っておきますが、挿入だけで潮を吹くことは滅多にありません。潮吹きのためには、意識が飛びそうになる手前まで相手の興奮を高めなければなりません。そこで、挿入中の愛撫をプラスすることが必要なのです。
ただでさえ挿入されて気持ち良いところに、口や胸、首筋などへの愛撫の嵐を降らせることで、興奮が最高潮に高まります。
激しく挿入+激しく口の中を愛撫、普通の速度で挿入+胸を愛撫+クリトリスを愛撫などいろいろなパターンがあるので、試してみましょう。
更に潮吹きしやすくさせるコツ
水を飲む
AVなどでみるような、大量の潮を吹きたいという方は、水を多めに飲んでおくことをおすすめします。ただし、利尿作用のあるお茶やお酒は控えておきましょう。
おもちゃで開発する
おもちゃには様々な種類があります。女性の中には抵抗感をもつ人も多いので、最初が肝心です。まず、おもちゃを使ってみたいという提案をしましょう。その際、「濡れにくいから」、「感じにくいから」といったマイナスな理由ではなく、「もっとエッチな姿がみたいから」と、前向きな理由を挙げましょう。身体のどこを開発したいかを明確にし、どんなおもちゃを使ってみたいか、一緒に調べるのもいいでしょう。身体にとって相性がいいおもちゃを使えば、快感がぐんと高まり、潮吹きができるようになります。
アロマで気分を高める
エッチな気分を高めるアロマがあるとを知っていますか?五感を研ぎ澄ませるほど、セックスの感度はよくなります。アロマを使って嗅覚にエッチな刺激を与え、潮吹きを促しましょう。それには、イランイラン、ジャスミン、クラリセージ、パチュリー、ネロリなどのアロマが効果的です。緊張をほぐす、没入感を高めるなどアロマそれぞれに効果が違うようなので、用途に合わせて使いましょう。このサイトを参考にしました。http://girlspolish.jp/articles/cRqsk
濡れにくい人はローションを使う
女性の体はとてもデリケートです。疲れ気味、寝不足、ホルモンバランスなどによって濡れる量も変わってきます。また、前戯が長すぎて乾いてしまうという場合もあります。どうしても濡れないときには、ローションを使うといいでしょう。ローションにも色々な種類があります。塗るとじんわり温かくなるもの、触り心地がねっとりとしているもの、比較的さらさらしているものなどがあります。潮吹きさせたいときにおすすめなのは、じんわりと温かくなるタイプです。たっぷり使うことによって、膣内に潤いと刺激の両方を与えることができます。
女性を上手に潮吹きさせるための練習法は?
ズバリ、観察力を鍛えることです。
え?と思うかもしれません。なぜ、観察力なのかというと、「女性の反応」をしっかり見ることが潮吹きさせる上で最も大切だからです。
観察力が高まれば、微妙な表情の変化や濡れている量などがわかるようになります。そうすると、「もうすぐイキそうだな」というタイミングを見計らい、潮吹きへと導いてあげることができるのです。
潮吹きしやすい身体になる方法
AVを観る
AVを観ると聞いて、すこし抵抗感のある女性がいるかもしれません。
しかし、AVを観る目的は
「どんなセックスがしたいのか」
「どんな風に触られたいのか」
という自分がしたいセックスへのイメージをもつことです。
イメージをもっておくと、身体への感覚を高めることができ、セックスの質が向上します。
セフレをつくる
これは、少し過激な方法かもしれませんが、身体の感覚をさらに高めるためにはとても合理的な方法なのです(もちろん、パートナーでも構いません)。
セフレは、潮吹きをしやすくするために有効活用することができます。セックスだけを目的にした関係なので、自分の性癖をさらけ出してセックスに注文できるからです。「こうやって触ってほしい」「こういうプレイがしてみたい」などと様々なセックスを試す中で、自分が潮吹きしそうになる感覚を知ることができます。
体調管理
女性にとって体調管理は、潮吹きをする上でかなり大事なポイントとなります。
女性には、生理がありますよね。一か月の中でも性欲が高まって感じやすい状態と、反応が鈍くなっているときがあります。ですので、体調を見計らってセックスをしてみましょう。きっと、潮吹きしやすい時期とそうでない時期があるはずです。
生理周期からわかる一番潮吹きやすいタイミング
女性が一か月で最もムラムラするのは、生理が終わってから排卵までの約一週間です。
この頃は、性欲ホルモンと呼ばれるエストロゲンの分泌が多くなり、ムラムラ期ともいわれます。潮吹きをさせるには、この時期が一番おすすめです。相手の生理周期を把握しておけば、潮吹きさせやすいタイミングを見図ることができます。
聞き出すときは気まずいかもしれませんが、潮吹きをするほど気持ちの良いセックスのためには、恥かしさを乗り越えましょう。ちなみに、相手の反応をよく見ている人は、愛液の量や胸の触り心地で生理周期を把握できます。ぜひ、目指してみましょう。
【女子ウケ最悪】潮吹きをさせたいと思う男性にありがちな失敗や勘違い
女性に「イきそう!」と言われたとき、挿入や愛撫を激しくして潮を吹かせようとする人が多いのではないでしょうか。
しかし、これはまったく間違っています。「(このままのペースで責められ続けたら)イきそう!」という意味で女性は使っているので、激しくしてほしいわけではないのです。
まとめ
何度も繰り返してきましたが、潮吹きをさせるために大切なのは、「相手の反応を見る」ことです。
絶妙なタイミングで最高の愛撫をしてあげることが、潮吹きにつながるのです。激しくすればいいという問題ではありません。
また、女性は積極的に気持ちの良いポイントを男性にアピールしてあげましょう。潮吹きをする姿を見て、男性はとても喜んでくれます。
潮吹きは一日にしてならずです。
何度も、身体でコミュニケーションをとり、試行錯誤しながらなせる技だと心得ておきましょう。